以前当ブログにてご紹介した、山形県白鷹町にある【道の駅 白鷹ヤナ公園(あゆ茶屋)】。ヤナ場でのアユ漁が解禁され、ますますにぎわいを見せています。2019年9月21日(土)・22(日)・23(祝)には第43回目となる【鮎まつり】が開催予定です。
過去記事はこちら☆
ヤナ漁解禁中!!
2019年8月1日、ヤナ漁が解禁されました!!鮎のシーズンは秋。これから更に本格化していくところですが、鮎が見られないことも覚悟してフライングして8月下旬に行ってきました。
ヤナ漁とは、川の流れに対して坂を作る格好でスダレを敷き、鮎がかかるのを待つという方法の漁。ここ白鷹町ではまるで町の形に沿うように最上川が流れており、昔はヤナ漁が盛んでしたがその後消滅。
地元有志が35年前に復活させた【道の駅 白鷹ヤナ公園】は、現在日本一のヤナ場となっています。
前日雨だったこともあり最上川はコーラ色。魚のつかみ取りの場合は、水が少し濁っている方が魚の警戒心がなくなり捕りやすいなんて言いますが、ヤナ漁の場合はどうなのでしょう。あまり良い予感はしません。
スダレには多数の枯葉とたまにゴミがかかっていますが魚の姿は・・・
『あ、かかってる!!!』
おわかりでしょうか?
矢印で2匹を指してみました。
静止画では分かりづらいですが、ピチピチと元気に跳ねています。
この後もどんどん鮎がかかっていきます。
10分程いて20匹以上かかったでしょうか。最上川の近くに住んでいますが、こんなに鮎が住んでいるとは知らなかった。
どこから流れてきたのか、ゴルフボールがいくつかかかっていました。だれか河原でパターでもしたのでしょうか。笑
ヤナ場に入って漁を体験する事もできるようですが、あいにくヒールを履いていたので断念。裸足になって挑みたい所でしたが、誰もヤナ場に入っていなかったので入りづらかった…!
そんなわけで係りの人が次々と魚を回収していきます。フナみたいな明らかに鮎ではなさそうな魚や、ミニサイズの鮎たちは、川に戻されていきました。
笠が雰囲気あって良い感じ〜。でも鮎を入れてるクーラーボックスとはミスマッチ〜。ってか鮎落ちとる。笑
ヤナ場以外も楽しんで
道の駅白鷹ヤナ公園の見所はヤナ場だけではありません!!
まずはお食事。
食事処である【あゆ茶屋】では、とても珍しい鮎の刺身(期間限定)をいただくことができます。定番の鮎の塩焼きは外の屋台で売られています。
今の時期は贅沢な子持ち鮎もありますよ。新鮮な鮎は、川魚特有の生臭さが全くなく、ふっくらした身がつまっています。塩加減も抜群!
そして面白いのでぜひやっていただきたいのが鯉のエサやり。笑
駐車場からヤナ場に歩いて行く途中にある透き通った水の綺麗な池には、鯉や金魚がたーくさん泳いでいます。優雅に泳ぐ彼らと明らかに違う動きをしている子達は多分鮎でしょう。
あゆの塩焼きが売られている屋台にて100円で鯉のエサが売られています。そのエサを池に向かってひとまきすると……
バチャバチャバチャバチャ!
おびただしい数の鯉が口を開けて押し寄せてきます。池には柵などがないので、それはもう陸に上がってくるんじゃないかっていう勢いでど迫力!!キモかわいいとはこのこと。笑
その他、土産処で売られている新鮮な農産物や、山形県の特産品も必見です!
また、最上川の壮大な景色を眺めてたっぷりマイナスイオンを吸い込むだけでも満足な時間を過ごすことができます。
第43回鮎まつり
2019年9月21日(土)・22(日)・23(祝)の3日間の日程で行われる、第43回鮎まつり。
道の駅白鷹ヤナ公園にて、全日10:00〜17:00の開催です。主催は白鷹町。
魚のつかみ取りやザリガニ釣りといったヤナ場らしいイベントのほか、伝統音楽やマジックまで盛りだくさんです!
また、もみじ市というグルメコーナーでは、米沢牛やどんどん焼きなどの山形グルメが勢ぞろい。
無料の高所作業車体験も催されるそうなので、乗り物好きなお子様も楽しめそう!
道の駅白鷹ヤナ公園は、山形県の観光主要都市である山形市、米沢市、南陽市から車で1時間前後。広〜い駐車場がありますが、山形鉄道が運営するフラワー長井線の終点駅【荒砥駅】からタクシーで10分程で行くこともできますので、祭りとあわせて列車の旅を楽しむのも良いですね。
フラワー長井線の記事はこちら☆
如何でしたか?
鮎まつり開催時もそれ以外も、是非是非お立ち寄りいただきたい山形県オススメスポットです!!
道の駅白鷹ヤナ公園 公式HP