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電車好き必見!山形鉄道【フラワー長井線】完全解説


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創立昭和63年の山形鉄道株式会社が運営する唯一の路線【フラワー長井線】。地元のお年寄りや高校生の交通手段として欠かせない鉄道ですが、近年は観光列車としても力を入れており、県外から多くの電車ファンが訪れています。そんなフラワー長井線の魅力について、また降りるべき駅ら乗車方法までをご紹介します。

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フラワー長井線

山形県南陽市赤湯駅】から山形県白鷹町荒砥駅】までのおよそ30.5kmを約1時間をで走るフラワー長井線。17つの駅があり、上り下り共に12本づつの1日24本の運行となっています。最高速度は80km/h。

田畑が広がる田舎風景を単線のディーゼル列車が走るというまさに絵に描いたような風景は、ドラマの撮影場所になるなど度々メディアでも紹介されています。始発の赤湯駅はJR山形新幹線停車駅なので県外からもアクセスもしやすく、路線そのもが山形県南部の主要観光の一つとなっています。

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 花のラッピング列車

 沿線沿いにはダリアや紅花、つつじといった花の名所が多いことから、フラワー長井線の名がつけられました。最大の特徴は、思わず「可愛い~!!」と叫んでしまいたくなるような、花のラッピングが施された車体。桜のピンク、紅花のオレンジ、あやめの青色等、色とりどりのラッピング列車が田舎道を優雅に走りぬけていきます。また、フラワー長井線のキャラクターである【鮎貝りんご】というアニメの女の子(あゆかい駅とりんごう駅から命名)がラッピングされた列車も走ります。どの車両に当たるか予測しながら電車に乗る楽しみの一つ。線路に程近い場所に花が咲く季節、花の景色と花の列車の見事なコラボレーションに、多くの写真家や鉄道ファンがカメラを構えます。

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降りるべき駅①【宮内駅】

うさぎ駅長のもっちぃがいる宮内駅。駅を降りなくても運が良けば人間化したもっちぃ駅長が電車に向かって手を振ってくれていることもありますが、、、人間化していないもっちぃに会うには宮内駅で降車しましょう。笑

フラワー長井線には【白兎(しろうさぎ)駅】という駅があり、その駅名にちなんで白兎が駅長となっています。白兎駅無人駅なので、寂しがりや?のもっちぃは有人駅の宮内駅の駅長になりました。ちなみに日本で【しろうさぎ駅】という名の駅はここだけ!!

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もっちぃ駅長は女の子。人間でいうと初老の年齢です。東北大震災の揺れを経験したことにより臆病な性格になってしまい、以前かぶっていた駅長帽子をかぶれなくなってしまいました。触れ合いやフラッシュ撮影も禁止なので優しく見守りましょう。人間化したもっちぃの顔なら自由に触る(被る)ことができますよ。笑

宮内駅周辺は住宅街のため観光スポットはありませんが、米沢牛がリーズナブルにいただける【肉の花屋】や、絶品中華そばの店【三浦屋そばや】といったおすすめグルメスポットがあるので、次の列車までの待ち時間は困りません。
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降りるべき駅②【長井駅

長井市の中心部にある長井駅。駅舎は2019年に建て替えが決定し、まもなく取り壊されてしまう予定ですが、現在の風情ある駅舎と丸い赤いポストはまるでジブリ映画に出てくる世界のようです。2019年春、長井駅フラワー長井線を舞台にしたサスペンスドラマが放映され、俳優の高橋英樹さんと高田純次さんが撮影で訪れました。

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長井駅周辺は観光地が多数。5月に白つつじがまるで雪のように咲き誇る【白つつじ公園】、山形の特産物がずらりと並ぶ【道の駅長井】、水陸両用車に乗車できる【長井ダム】などは必見観光スポットです。長井駅に併設した(駅舎建て替えに伴い駅向かいに移転予定)【産地野菜直売所】は『県内で一番安い直売所』を掲げており、新鮮な採れたて野菜やお米が本当に安く手に入ります。
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乗車方法

殆どが無人駅のフラワー長井線。改札に改札機もなければ勿論人もいないので、東京からの移住者である私は、初め乗車方法がわかりませんでした。笑 

無人駅での乗降はこちら

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有人駅の赤湯駅長井駅、宮内駅、荒砥駅では窓口で係員から切符を購入することができます。一方の無人駅には券売機があり、必要に応じた金額の切符を購入します。友人駅無人駅共に切符を見せることなくホームに入り、降りる時に切符を乗務員に見せるというシステムです。

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観光で行くなら断然フリー切符がお得!土曜日&休日のフリーきっぷなら1,000円で1日乗り降り自由となります。
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貸切列車とイベント

フラワー長井線では、なんと列車1両をたったの60,000円で貸切ることができてしまいます!始点の赤湯駅から終点の荒砥駅までを往復2時間、車窓からの田舎風景を楽しみながら会話が盛り上がる事請け合いです。車内の足元には畳が敷かれ、飲食まですることができてしまいます。原則、沿線に住む人限定となっていますが、この貸切車両を使ったツアーを催行している旅行会社がありますのでご興味がある方はお問い合わせしてみてください。

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また、貸切用列車を用いたフラワー長井線が開催するイベントも多数!列車でワインを飲むワイン列車や、お子様と楽しめるキッズ列車などなど、こちらは全国どこに住んでいても参加することができますので、是非山形鉄道のHPをチェックしてみてくださいね。

 

おわりに

如何でしたか?

電車好きはもちろん、お花好き、田舎好き、そしてウサギ好きも、是非それぞれのフラワー長井線の旅を楽しんでみてください!

山形鉄道公式HP http://flower-liner.jp/topics/

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