宮城県白石市より、ちょっとユニークな動物園【宮城蔵王キツネ村】のご紹介です。
仙台市から約1時間程の所にある【宮城蔵王キツネ村】。園内はそんなに広くなく半日で周れるほどの規模なので、蔵王山頂の【御釜】とセットで観光するのがベスト。
早速エントランスへ。
左下の看板にある免責事項には、普通の動物園ではない旨、ケガや物損は『全て自己責任です』の旨赤い文字。
まず受付で入場料1,000円/1人を支払います。
キツネに手を出さない、立ち止まらない、後ろ歩きはしないなどの注意事項を聞きます。極め付けは入り口のこの看板。
キツネは噛んでくるという先入観を与えられていざ入場。
放し飼いエリアには約130匹のキツネが暮らしているとのこと。野生の子ではなく皆養殖キツネさんだそうです。
早速、通路に脇にといるいる!!
最初は彼らは噛むと思い込んでいますから、立ち止まる事なく恐る恐る彼らの脇を通ります。でもキツネたちはこちらを見向きもせず全く動じない。彼らのほうが人間という動物に慣れきっている!
こちらが何もしなければ彼らは決して凶暴でないとわかると、寝ている子のすぐ近くで写真を撮ってみたり、『キツネさーん』と話しかけてみたり。
他のお客さんも同じ感覚のようで、皆入り口付近では立ち止まらずに前へ前へと進んでいましたが、皆中盤になるとナチュラルに立ち止まって写真を撮っていました。
あちらこちらに防犯カメラが設置してあったので、過剰な行動は注意されるかも!?繰り返しますが、とにもかくにもキツネたちは動じないのです。一見ちょっと強そうな黒キツネものんびり日向ぼっこ。ナデナデしたい。。
放し飼いエリア中程には専用エサ場があり、周辺にはキツネ達がワラワラ集まっています。
エサは、小さなサラミのような肉が10本程入った小袋が100円。
小袋のガサガサという音で、より多くのキツネ達が集まってきました。
うわ~見てる見てる!
口に目掛けて投げれば上手にキャッチしてくれます。楽しかった〜。
奥にはいくつもの鳥居が建てられていました。
キツネは鳥居が似合う。
ところでキツネは本当に『コーンコーン』と鳴くと初めて知りました。ちょっと切ない鳴き方だけど中々ボリュームが大きい声。
噛まれることもなく無事?放し飼いエリアを後にします。
放し飼いエリア外のふれあいコーナーでは、キツネ以外の生き物とも触れ合うことができました。早速エサの人参100円を買ってエサやり体験。
○ポニー
この子はお触りオッケー。
○ヤギ
我が子を押し退けてエサを強請る。
○ウサギ
人参を見た途端我先にと性格凶変。
そしてこのふれあいコーナーでは、11:00〜と14:00〜の一日2回、キツネの抱っこ体験が可能。入場料1,000円に対し、抱っこ体験600円と割高にもかかわらず時間前に長蛇の列。
スタッフがだき方の説明をします。匂い付き防止でジャンパーと膝掛け用ジャンパーを装着。座ったままで抱っこするのだとのこと。
抱っこ時間は1人1分程度。カメラをスタッフに渡せば連写で山のように写真を撮ってもらえます。
散々キツネは噛むものだと注意を受けたのに、超大人しくて逆に驚きました。もふもふ度が増した柴犬っていう感じ。
出口にはキツネグッズがずらりと並ぶお土産コーナー。メディアに出たり、お忍びで芸能人が遊びに来たり、映画の撮影でキツネ村のキツネが使われたりしているようです。
キツネと沢山戯れることが出来て大変満足度は確実に高いのですが、どこか独特でユニークな雰囲気を放つ【蔵王キツネ村】。
宮城県観光の参考にしていただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!!
TEL:0224-24-8812
FAX:0224-24-8464
営業時間 9:00〜17:00(水曜定休)
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