山形県米沢市、田畑の真ん中にある蕎麦屋【蕎酔庵(きょうすいあん)】。前回に引き続きの山形の蕎麦屋ネタ。
蕎酔庵は、蕎麦通をもうならせる超本格派の蕎麦屋で、グルメサイト『食べログ』でも高評価が際立つ名店中の名店です。
以前、米沢市内の蕎麦名店3選でもご紹介しました。
米沢の中心部から車で10分程とアクセスが良く、店舗の近くには笹野観音堂や上杉家廟所などの歴史的観光スポットもあります。
交通量が多い米沢環状線から一本入り、JR米坂線の踏切を越えると、見事な田園風景が広がります。間も無くすると立派に佇む蕎酔庵が見えてきます。
駐車場からはこの景色!
入口は民家風。『夫婦2人の経営なので待ち時間などご迷惑をおかけします。』といった内容の注意書きがあります。
靴を脱いで上がると、純和風の広い空間が広がります。
この日は6人と大人数で伺ったので、奥の個室に通していただきました。すぐ痺れてしまうので座椅子があるのが嬉しい。笑
窓の外には自然豊かな田舎風景が広がります。
メニューは蕎麦メニューのみで、ご飯ものはありません。
サクッとあげられた天ぷらも美味しいので悩みましたが、十割蕎麦と十一割蕎麦の食べ比べができる『二枚盛り』をオーダー。(400gは1,400円、300gは1,200円)
10分程で十一割蕎麦がめんつゆと共に運ばれてきました。
口に入れた瞬間にふわ〜っと蕎麦の香りが広がり、コシがある田舎蕎麦ながら極細のめんが特徴です。めんつゆは出汁がきりっと出ている濃いめ。ネギとワサビをたっぷり入れていただきます。
十一割がもうすぐで無くなるという頃、タイミング良く運ばれてきた十割蕎麦。
こちらに付いてくるのは、めんつゆではなく塩と湧き水。十一割で残っためんつゆで食べるもよし、より蕎麦の味わいを楽しむのであれば塩や湧き水でいただくのもよし。個人的には少し塩を付けて食べるのが好きですが、通は湧き水なのでしょうか。
十一割よりも太く、更に香りが強めで、蕎麦好きにはたまりません。
蕎麦湯まで飲み干して完食!お蕎麦300gは多いように思いますが、ペロリと食べきりました。
これぞまさに絶品という単語が相応しい蕎麦。写真映えするような盛り付けとか、他にはないサービスがあるとかではありませんが、食べれば誰もが納得の味。
山形旅行のグルメに、是非一度足を運んでみてください。
【蕎酔庵(きょうすいあん)】
営業時間11:00〜15:00 月曜定休
(夜の部はお店にお問い合わせください)