日本でいうところの東京駅や新宿駅のように様々な路線が通り、台北市内の交通の要となっている【台北(台北車站)駅】。
そんな路線網の中心に位置する台北駅ですから、駅周辺にいる時にお食事タイムを迎える観光者も多いのではないでしょうか。
私もその一人。台湾旅行初日のお昼時間を台北駅に到着した時に迎える事となり、記念すべき?台湾の初回飯には名物小籠包と決めていました。しかし、【台北駅 小籠包】と検索しまくるも全然情報が見当たらない…。
もちろん電車に乗って2駅3駅と進めば、小籠包の有名店はいくらでもヒットするのですが…そうではない。これからのスケジュールを考えると&空ききったお腹の事を考えると、今この近くで小籠包を食べたい!!
そして自らの足で見つけたのが【小南門 點心世界】というお店。
台湾には何度も旅行していますが、ここの小籠包、今まで食べた中で一番おいしかったんじゃないでしょうか。
お店がある場所は、台北駅の駅舎内。
多くのアジア人がナチュラルに地べたに座っている駅舎中心が目印です。
この広場の2階、あまり知られていませんが【微風台北車站】というそこそこ大きいフードコートになっています。天丼てんやや大戸屋など、日本の店も入っています。3階より上は企業のオフィスで入る事が出来ません。
日本語変換はできませんが、微風台北車站 の公式HPがありました。
目的のお店【小南門 點心世界】は間口が広いのですぐに見つけることができます。
店内は殆ど満席。運よくすぐに座ることができました。
日本人客は殆どいませんが、日本語メニューあり。店員さんは全く日本語NGですが、注文はメニューの頼みたいものに〇を付けるスタイルなので心配いりません。
郊外の店に比べればやや駅中価格ではあるものの、日本の物価に比べればそれでもかなりリーズナブルな価格帯です。
来ました~!!待ちに待った小籠包!!!
毎度これが食べたくて台湾に来るようなものです。
新鮮な刻みショウガをたっぷりとのせていただきます。
具材の味付け、スープの量、そして皮の厚さ、全て満点!!熱々をペロリといただきます。
何店もの小籠包を食べてきましたが、これは本当にレベル高い。
続いて運ばれてきたのは棒餃子。
台湾の餃子というと水餃子が多いですが、こちらでは焼き餃子をいただく事ができます。日本の餃子より随分ボリュームがあり、ニラとにんにくたっぷりで満足感がある一皿。
チャーハンは普通かな。笑 なかなか濃いめの味です。
もう一つ小籠包をと思いましたが、せっかっくなのでニラ饅頭を追加オーダー。
小籠包には!ちょっと適いませんが、こちらも餡がたっぷりとつつまれていて美味しかった~。
人が多く写真は撮れませんでしたが、店内は結構ごちゃごちゃしていて大衆食堂らしい雰囲気です。テーブルは狭く、相席になる事もあるようです。
ゆっくりのんびりランチ…というよりは、パパッと美味しいごはんをいただきたい時に利用するお店という感じですね。
こちらのセルフでとるスタイルの小皿は頼み方がよくわかりませんでしたが、地元の人は何皿もとっていました。ドリンクも注文の上セルフで取るスタイルのようです。
多分、また台湾旅行に行くときには小籠包目的で立ち寄るでしょう。
私のように『台北駅 小籠包』と検索するも見つからず、台北駅で小籠包迷子となっている人がこのブログにたどり着きますように…。
4トラベルに【小南門 點心世界】が掲載されています。
台北駅構内の様子はこちらの記事がわかりやすくおススメです。