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山形 秘境駅【峠駅】で有名力餅を食す!


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山形県米沢市秘境駅【峠】駅についてのご紹介です。福島県との県境に位置するこの秘境駅では絶品餅を購入することができ、はるばる行く価値の高い駅です。

 

峠駅は1899年に誕生したJR奥羽本線無人駅です。奥羽本線は、福島から山形を横断し、青森駅まで結ぶ長い路線。停車はしませんが、東北新幹線も通過します。

本数は福島方面に1日6本、青森方面に1日6本のみとなっています。

 

電車で行く事に趣を感じるのでしょうが、今回は車で向かいます。山形と福島を結ぶ国道13号線を走り、完全に廃墟と化したお食事処がある道を入っていきます。

 

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クネクネと曲がった急な勾配の峠道をひたすら登っていきます。道幅が狭く「対向車が来たらどうしよう」「急に動物が飛び出してきても止まれないよな」とか不安を抱きつつ車を走らせます。

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今年は雪が少なく3月中旬でも道路状況はスムーズですが、冬季閉鎖となる山形の秘境温泉【姥湯温泉】【滑川温泉】方面はこの時期まだ閉鎖していました。

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いよいよ運転に疲れてきたという頃、何とか峠駅に到着しました。

車でこの建物中まで入ることが出来ます。

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豪雪地帯の山奥にあるため、駅全体がスノーシェルターに覆われていて映画の世界に入ってしまったかのような何とも不思議な空間が広がります。

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峠駅がただの秘境駅ではないといえる理由が【峠の力餅】の存在。

【峠の力餅】とは明治創業の餅屋。峠駅を停車する普通電車に乗る乗客に車窓より、明治時代から今日まで100年以上餅を売り続けています。

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その餅がこちら

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お値段10個入り1000円。

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のれん分けをした【峠の力餅米沢店】が米沢駅近くに店を構えており、類似商品をJR米沢駅や新幹線構内、また山形県内のスーパーで売っているため、街中でも買うことが出来ます。でも本家で買う餅はまた格別の旨さ。

 

流行りは薄皮&甘さ控えめのものなのでしょうが、ここのものは厚皮&甘みがあるこし餡という昔ながらの餅。賞味期限が1日のみで、早く食べれば食べるほど柔らかくて美味しいため、お土産には向きません。

 

雪がない時であれば、店内で他の餅もいただけますが、3月のこの日は力餅のみの販売でした。今年は連休前くらいから他の餅も始める予定だそうです。

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駅と餅を楽しんだあと、また来た峠の一本道を帰って行きました。実に東北らしいといえる光景を沢山見ることが出来る山登りコースで、旅の目的地にもオススメです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

☆過去の山形記事はこちら

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