宮城県白石市より【温麺(うーめん)】のご紹介です。温麺とは、油を一切使わない短めの麺。うどんとそうめんの間のような、食感と喉越しです。離乳食や介護食としても用いられるようです。
その歴史は江戸時代に遡ります。
胃を患った父親のために鈴木味右衛門という人が作った麺で、これを食べて後に父親の胃は全快したとか。その話を聞いた白石城の武将が『親孝行で温かい話』と称したことから、温麺と名付けられたそうです。
宮城県南のお土産処には乾麺の温麺がずらりと並びます。スーパーでも売られていますよ!
さて、向かったのは【やまぶき亭】。
白石市では【うーめんマップ】なるものがあるほどにうーめんをいただけるお店があるのですが、中でも【やまぶき亭】は超がつく人気店。
土日のお昼時ともなれば行列を並ぶのは必須です!撮影日は土曜日の11:30頃の到着でしたが、30分以上待って席に着くことができました。
店内も混み合っていますが、店員さんたちがテキパキと動いています。明治時代の商屋を改装したという趣のある店内を見渡しながらうーめんを待ちます。
うーめん三昧 1,100円
左から黒胡麻、白胡麻、麺つゆの3種のつゆをつけながらいただきます。菜の花の小鉢、白菜の漬物、杏仁豆腐が付いていました。
天婦羅うーめん 1,480円
春の山菜が入った天婦羅、山菜入りの天つゆ、白菜の漬物、杏仁豆腐が付いています。
キラキラと光る麺。
麺が短いのでとても食べやすい。さっぱりしているのに中々ボリュームがあり、とても美味しかったです。低カロリーなのも嬉しい。この日は汗ばむ陽気だったので迷わず冷たい温麺をいただきましたが、温かいものも美味しそうでした。他にもとろ玉うーめんや麻婆うーめんといったアレンジものや日替わりランチなどといったメニューもありました。
会計場所にはお土産処もあり、やまぶき亭で出されている温麺を購入することができます。
宮城県観光の際には是非召し上がってみてくださいね。
やまぶき亭
営業時間 11:00〜15:00(水曜定休)
おまけ
食休みを兼ねて、やまぶき亭から徒歩10分程の所にある白石城まてお散歩。4月中旬の訪問だったため、桜が殆ど満開で花見客で賑わっていました。
可愛いカーブミラー発見!!
白石城の敷地内はワンコもOKですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!!