宮城県と山形県が誇る蔵王連峰山頂の【御釜(五色湖)】。エメラルドグリーンの火山湖は天候に恵まれなければ見ることが出来ず、いつか火山活動が無くなれば完全に埋もれてしまいとも言われています。この神秘的なスポットへ犬を連れてスムーズに行く方法をズバリ解説します!!
御釜への行き方
御釜を見に行く方法は3パターン。
②蔵王刈田リフト
③登山
犬を連れて③登山は厳しいので、ここでは①蔵王ハイラインと②蔵王刈田リフトで行く方法をご紹介します。
蔵王ハイラインとは、蔵王を登るドライブロードである蔵王エコーラインから分岐する有料道路のこと。通行料金は往復540円でETCを利用する事はできません。(2019年9月現在)
蔵王ハイライン入り口で料金を支払い、約2.5キロの登り坂を進みます。
(写真は2018年10月のもの)
ゴールには広い無料駐車場が広がり、そこから徒歩僅か5分程、あっという間に御釜が見えてきます!!
そう、御釜のすぐ近くまで車で行く事ができるのでワンコと飼い主にとって負担が少ない行き方ですね。
蔵王エコーラインは冬季閉鎖になるので運行状況はHPでご確認ください。
②蔵王刈田リフト
刈田駐車場に車を停め、最後の500メートルをリフトで上がる方法です。駐車場は無料ですが、リフトは往復1人750円かかります。犬は抱っこで乗車することができ、無料。
このリフト、1人乗りで安全バーが無い上そこそこ高さもあり結構怖いです。笑 乗車時間も約7分と長いので、途中で抱っこしている犬が暴れ出したら…と思うと我が家は犬連れでチャレンジした事はありません。汗
リフトを無事?降りれば徒歩約4分で御釜に到着です。
少しのスリルと、蔵王の大自然や高山植物を体で感じたいのであればリフトがオススメです!!
山頂の様子
御釜が見える山頂周辺はとにかく足元が悪い!砂利が多い上に登り坂になっていてヒールで行くと悲惨…。犬の肉球も痛そうですね。
そしてとにかく風が強い!筆者は過去5回ほど来ていますが高確率で強風です。悪天候で御釜が見えない時も強風が雲を退かしてくれるので、一時的に御釜を見ることが出来る事があります。
毛がなびき、目が開けられない我が家の2キロのチワワ。
そしてとにかく寒い!標高約1650mの御釜付近。真夏に行っても羽織りものが欲しいほどの気温です。
寒くて震えだす我が家の2キロのチワワ。
犬と御釜に来れて、また犬と御釜の写真を撮れて、大満足の飼い主ですが、犬にとっては嬉しい環境ではないですね。でも、多くの犬連れファミリーが来ていますよ。
県営レストハウス
蔵王ハイラインの駐車場に隣接する形で建てられている県営レストハウス。建物内には休憩所のほか、軽食コーナーや土産処があります。
残念ながら建物内はペット立ち入り禁止。泣
建物周辺にはテラス席やベンチもありません。犬連れのお食事は下山してからになりますが、山形側にも宮城側にも蔵王麓にワンコOKのレストランがあるのでご安心下さい。
でもでも土産コーナーには蔵王限定のペットグッズが置かれていました。御釜行き以外の蔵王山に造られたロープウェイも全てペットと乗車でき、蔵王山自体はペットウェルカムな雰囲気です。
建物外の自然トイレで用を足すだけとなった2キロのチワワでした。笑
如何でしたか?
蔵王山はこれから紅葉の季節もやってきます。是非、愛犬と一緒に蔵王の御釜に出かけてみてくださいね。