蕎麦の県として知られている山形県。綺麗で豊富な水が流れる大地で作られるお蕎麦は本当に美味い!!山形県米沢市にある絶対外さない、地元でも人気が高い、蕎麦の名店3店をご紹介します。
山形の蕎麦
山形では、食べ応えのある太めの田舎蕎麦、蕎麦の味をしっかりと感じる十割蕎麦、つるっと喉越しの良い細め蕎麦と、お店によってお蕎麦の種類は様々。この地域だからこの種類ということもなく、同じ地域内でも多種多様な蕎麦が提供されています。
メディアの影響から、大盛りの板そばやげそ天が付いた蕎麦が主流で一般的のように思われていますが、『板そばやげそ天付きがメニューにあるお店もある』という表現がしっくりくるもの。とはいえ、山形県民が板そばなどの大盛り蕎麦をペロリと完食するほど大の蕎麦好きであることには間違えなく、どこの蕎麦屋に入っても外れなし。毎度新たな発見があります。
1、蕎酔庵(きょうすいあん)
米沢市内の田園風景の中に佇む、ご夫婦が経営されている蕎麦屋。大々的な宣伝は行なっておらず、またメイン通りにから奥に入った立地であるにも関わらず、評判が口コミで広がるのか県外ナンバーの車も多く訪れる人気店。
店内も座席も空間が広く、純和風のホッとする空間が広がります。ご夫婦の温かい接客も◎。
お店の売りは、山形素材でこだわりぬいた十一蕎麦と十割蕎麦が両方いただける二枚盛り。ツウはめんつゆではなく水や塩で食べるのだとか。蕎麦の風味や甘みやコシを楽しめる絶品蕎麦です。
カラッと軽くあげられた天ぷらがまた旨く、天ぷらそばもおススメです。
米沢市遠山町407-11
営業時間11:00〜15:00 17:00〜20:00(月曜定休)
2、粉名屋 小太郎(こなや こたろう)
多くのガイドブックに掲載されている有名店、小太郎。観光客も多いですが、地元の人も何度もリピートしています。江戸時代から300年続く老舗中の老舗で、現在の店主はなんと13代目!!その昔、武士が小太郎の蕎麦をかけこんでから戦に出陣したそうです。
蕎麦は売り切れ次第終了なので、休日は早めに行くのがおススメ。間口がやや狭いのですが、店内に一歩入ると趣がある厳かな雰囲気の空間が広がります。甘めのおつゆが特徴で、程よく硬さを残した蕎麦によく絡みます。山形名物の板そばもちゃんとメニューにありますよ。美味しい蕎麦を食べながら、思わず日本の歴史に想いを寄せてしまうお店です。
米沢市中央5-3-19
営業時間:11:30〜19:30(月曜定休)
3、久寿屋(くすや)
米沢市総合公園に程近いところにある久寿屋。地元の人が仕事の合間のランチに利用していることが多く、観光客はあまりいない穴場的なお店です。米沢では珍しく、河北町名物冷たい肉そばや、噂のげそ店を食べることができます。
↓冷たい肉そばの過去記事はこちら↓
明るい店内は気軽に入れる良い雰囲気。そして久寿屋の最大の特徴、それはボリューム!!
一番人気のお多福さんは、野菜の天ぷら4つに餅の天ぷらが2つが豪快に乗っていて1,100円。もはや天ぷらで見えない蕎麦もつゆも、癖がなくツルツルと美味しくいただけます。
久寿屋(HPなし)
米沢市塩井町塩野1492-21
営業時間:11:00〜16:00 17:30〜20:00(月曜定休)
おわりに
如何でしたか?是非山形観光の参考にしていただき、お気に入りのお蕎麦店を見つけてくださいね。