山形県のご当地グルメ【鳥中華】をご存知ですか?グルメ本に紹介される機会も多く、鳥中華目当てに山形県旅行に行く方が増えているそうです。
山形県は蕎麦の郷とされており、綺麗な水と空気が生み出す蕎麦はどの店に入っても絶品。また、来客のもてなしには出前ラーメンの注文が定番というほどのラーメン大好き県民。
この蕎麦好きでラーメン好きな県民が生み出した最強グルメこそ【鳥中華】なのです。
鳥中華とは、山形県天童市で生まれた蕎麦とラーメンを合体させたお料理。
鰹だしを効かせた純和風のめんつゆ、そして麺は中華麺!!多くは鶏肉とねぎのトッピングがされています。
元々賄いで出していたとか、蕎麦をあまり好まない人に出していたとか、発祥には諸説あります。今では山形県のお蕎麦屋さんではメニューに取り入れている店が多数あり、立派な山形県のご当地グルメへと成長しました。
鳥中華の見た目がこちら。
(米沢市にある蕎麦の名店【弥平】より )
まるでたぬきそば!!
弥平の鳥そばは、大きめの鶏肉、たっぷりネギのほか、山菜や揚げ玉が入った具沢山タイプ。そしてラーメンのごとく、コショウが添えられています。
おつゆを一口すすれば、カツオと鶏肉の出汁が出た、甘みが強めで優しい和のお味。
イメージとしては、鴨南蛮のおつゆに近いでしょうか。
そして、中の麺をすくいあげると…
ご覧の通り、立派な中華麺!!
ちょっと縮れた、太すぎず細すぎない麺です。この組み合わせがとーってもおつゆに合います。ラーメンよりもずっとさっぱりしていて、最後までおつゆを飲み干しても罪悪感がありません。笑
鶏肉はお店により、鶏チャーシュー、モモ肉、胸肉と色々ですが、よく煮込んでありトロトロであることは共通。
中毒性があり、1週間以上毎日鳥中華でもいけてしまいます。何故全国的に流行らないのか不思議なほど。
どのお店でも700円〜800円程で提供されており、まさに安くて旨いご当地グルメ!!
山形県旅行の際は是非召し上がってくださいね。おススメです!!