うっとり水の都ベネチアで食べた高すぎたランチの体験談です。
私の英語レベルは海外旅行には困らない中級程度。相手の話すことは8〜9割理解し、自分の言いたいことも6〜7割は発することができます。
なのにこんな事になるなんて…
一通りのベネチア観光とゴンドラを楽しんだところで丁度お昼になりました。
この後フライトがあるので、駅近くで軽くピザでも食べようかと、気軽でリーズナブルな雰囲気のお店を探してフラフラ街歩き。
店頭に立っていた客引きウエーターに
「うちのピザは絶品だよ!」
と誘われるがままに入店してみることに。
地元客で混み合っている店内。
おぉ!これは期待ができそうです。
数あるメニューからマルゲリータと魚介のパスタをオーダー。
1品8ユーロ程度。ベネチアにしてはお安め。
すると、ホールリーダー的なウエーターに
「ウチはペッシェ(魚)がおすすめだからどう?」
と言われました。
彼が指差しするメニューに目を落とすと、英語で【魚with芋 12ユーロ】みたいに書かれたのを指しています。
夫と「イタリアの旅で散々パスタは食べたし、魚いってみるか!」と、魚介のパスタをペッシェに変更することに。
程なくしてピザとペッシェが同時に運ばれてきました。
ピザは厚め&固めのパン生地で、釜焼きではなさそうですが、チーズがもったり濃厚でまずまず。
こちらがおすすめペッシェ。
何の魚かわかりませんが、超淡白で味がない白身魚に、オリーブとガーリックの塩気濃いめソースがかかっています。
with芋が思った以上にゴロゴロ入っていてボリュームもありました。魚がでかく、夫とシェアしても途中やや飽きるも確かに美味。
さて、会計は20ユーロ程度だから現金で払うか。と思いつつ会計伝票を見て、度肝を抜かれました。
合計75ユーロ!!!
日本円で1万円近い・・・
えぇ〜!たった2品しか食べてないのに高すぎるだろ!!内訳を見るとペッシェがものすごい金額になっている。
「魚これあってる?」
と慌ててウエーターを呼び止める私。
「ああ、マーケットプライス(時価)だからね。」
とウエーター。ちなみにオーダーを取ったウエーターは見つからず。
フライトの時間も迫っていたし、ぼったくりじゃない?と確認するのも勇気なく、とりあえず泣く泣く高すぎるランチ代をカードで支払い、店を出て落ち着いて考える事に。
1、ウエーター指差したメニューが違った
2、メニューの「〜」を見逃した
3、なんかどこかで騙された
真相はわかりませんが、きっとこのどれかでしょう。。
食べちゃったものは食べちゃったので、、、これも旅の良き思い出という事にして諦めるしかありません。
75ユーロ支払うなら、もっと色んなもの、もっと美味しいもの食べたかった…。きっとあの魚、高級魚だったんだ。うん、そういう事にしよう。
店名は伏せますが、海外旅行の教訓として?こんな事もあるのかと見ていただければ幸いです。笑
最後までお読みいただき、ありがとうございました。